外来診察室からエレベーターで4Fへ上がっていく。ストレッチャーってずいぶんゴロゴロうるさいのね。天井と壁しか見えないのに、それがどんどん動いてく。ジェットコースターみたいで面白かったけど、苦手な人なら酔っちゃうんじゃないだろうか。
受付みたいなところ(ナースステーション)で別の看護師に引き渡された。そうか、外来と病棟って担当が違うんだ。「この人で最後で~す」と言ってる。ううっごめんなさい、外来の時間を大幅にオーバーしちゃって。残業になっちゃうのかなぁ看護師さんたち。
ナースステーションからすぐの病室に入って、そこにあるベッドに乗り移る。部屋は結構広い。殺風景だけど家具なんかは木目調だし出窓もある。カーテンや寝具がピンクなのは女性しかいない病棟だからかな。
ベッドに落ち着いてしばらくしたらK先生が来て、更に詳しく図解しながら説明してくれる。
病気は子宮筋腫/子宮腺筋症/子宮内膜症のいずれかで、腺筋症ではないかと思うとのこと(なんでだろう?)。
筋腫は子宮との境がはっきりしてるので手術でとりやすい。内膜症なら点在してるので取りにくい。
偽閉経療法という方法があって、薬で6ヶ月くらい閉経状態にするらしい。つまり生理がないってことだ!♪ 出血しないから貧血が改善するし、筋腫が小さくなることもあるらしい。
ただ~し、月経5日目くらいから薬投与を開始する必要があるので来月からになる。がっくり。次のは来ちゃうのね。
あとは輸血の説明と同意書にサイン。毎日1単位ずつ、最低でも3日は続けるって。肝炎などリスクがあって割と大変なことらしい(毎回輸血開始時に誰か医師がきてCHKしていた)。
家族に連絡して着替えとか必要なものを持ってきてもらいなさい、と言われ考えたのは
・実家はここから2時間。歳とってるものの元気な祖母と、母。夕方遅い時間(6時くらいだった)から母を呼び出すのは避けたい。きっと疲れちゃう。
・父は1時間くらいのトコ(会社)にいるだろう。ただね~婦人科だし。この内容を話すのはちょっと抵抗がある。
・妹も1時間くらいのトコ(会社)にいる。以前一緒に住んでたことがあるので、私の住んでるとこや病院近辺に土地勘もある。よし、決まり。
電話したらちょうど会社をでたところを掴まえることができて、7時半くらいに来てくれた。感謝。
先生から話を聞きたいといってたのだが、K先生は勤務時間が終わりで間に合わず。病棟の当直のK島先生(男性)がかわりに説明します、と看護師が言ってたのになかなか来てくれない。その間に妹に、着替えはココ、化粧品はココ、と置き場所を教えて、持ってきて欲しい物をリストアップ。
やっと先生がきて説明してくれたんだが、ぶっきらぼう。名乗りもしないし。妹は着替えを取りに行く前に、ってせっかく待ってたのにぃ。
結局、妹が着替えやらなにやら大荷物を持ってきてくれたときには夜10時を過ぎてた。実家まで帰ると大変なので、私の家に泊まってもらった。
普通は、外来を受診しているなかで入院は○日から、って決めて荷物とか準備してくるもんなのね、入院って。
私は初めてなので知らなかったけど。こんな風にその日に、っていうのを「緊急入院」って言うらしい。なんか重病なカンジ。
11時には電気を消されて「消灯」と言われても、ね、寝れない。だって普段ならまだ会社で仕事中だよ。そろそろまとめに入って帰らなきゃ~って時間。眠くなるわけがない。おまけにお腹がすいてきた。夕飯ほとんど食べれなかったから。しかたなく妹が置いていってくれたミカンをたべる。その後も2時間おきにナプキン交換。とても熟睡はできなかった。
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